米国がん協会がん予防ガイドラインに学ぶ・がん予防と再発防止の実践法

食事を変えることで行うがん予防: 赤身肉および加工肉の摂取を制限する。

国癌学会(American Cancer Society:ACS)は2020年に「がん予防のための食事と身体活動に関するガイドライン(ACS Guidelines on Nutrition and Physical Activity for Cancer Prevention)」の中で

赤身肉(牛肉、豚肉、羊肉)や加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)の摂取はできるだけ控えることが望ましいとの内容です。これらの食品は特に大腸がんとの関連が強く、国際がん研究機関(IARC)はとりわけ加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)が発がん性の高い物質であると認定分類しています。

とくに加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)の摂取量が増えると大腸がんを代表としたがんの発生率のみならず糖尿病 脂質異常症 心臓疾患に罹る危険性も高くなります。

加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)は朝食 お昼弁当などの使用されることが多いと思います。日常的に食べることは控える必要があります。

 


参考文献

  1. American Cancer Society.
     ACS Guidelines on Nutrition and Physical Activity for Cancer Prevention.
     ▶ https://www.cancer.org/healthy/eat-healthy-get-active/acs-guidelines-nutrition-physical-activity-cancer-prevention.html